Artworks in resort場内展示アート

画像:場内展示アート

ウイングヒルズの各所で楽しめるアート作品のご紹介

ご来場の皆様に楽しんでいただけるアート作品を、リゾート内各施設内に展示しています。 アートに触れながら、大自然や当地の歴史について親しみ、楽しんでいただける時間が生まれることを願っています。

リゾートの位置する白鳥(しろとり)の地名や、石徹白(いとしろ)の地名について紐といてみると、この地にはヤマトタケルが大きな“白い鳥”となった物語や、イザナミやイザナギと“白い雲”の伝承などがあることがわかります。それらの伝承や歴史、また、このリゾートの誇る美しい風景にも新たな目線で向き合わせてくれる作品になっています。

写真:前田紗希_作品

前田紗希Maeda Saki

1993年福井県生まれ。2015年京都芸術大学美術工芸学科油画コース卒業。ペインティングナイフのみで、油絵具を何十層にも重ね、三角形というミクロを起点に、宇宙世界のマクロまで、万物に根元的に共通する構造とその集積を可視化する。

作品名:「23_31」「 23_32」

白鳥のような大自然に対峙すると、人間も自然の一部に過ぎないことを教えられます。その視点の変換、ミクロとマクロの視点を固定化しないことは、世界が均衡を保ち、共存する方法になり得ます。

場所:The LOOK

写真:谷口洸_作品

谷口洸 Taniguchi Akira

1993年神奈川県生まれ。東京藝術大学大学院絵画専攻修了。西洋美術で制作をしながらも拭い去れない東洋的な感覚を意識し制作。2019年以降、色面の中に浮かぶ心象風景としての「雲」を題材にした作品を多く手掛ける。

作品名:Cloud Mirror #1, #2, #3


少し昔、海に沈みゆく夕日を見ながらある人に、絵はこの美しさに勝つことは出来ない、と言われたことがある。強めの風と橙色の光が全ての世界は本当に綺麗だった。その日から僕は現実の光、空や雲の移り変わりを閉じ込めておくような絵画を目指すようになった。Cloud Mirrorシリーズは鏡に雲の隙間から太陽の光が差し込む一瞬のきらめきを描いた。この世界の美しさを超えるような絵画を描きたいと思っている。

場所:The LOOK
写真:今井みのり_作品
写真:今井みのり_作品
写真:今井みのり_作品
写真:今井みのり_作品

今井みのり Imai Minori

2011年度武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科金工専攻卒。アイアンアーティスト。

作品名:「序章 –prologue」、「帰巣 –homing」、「眺望 –view」、「飛翔 –soar」
※写真1枚目から順番に記載


白鳥の地名の由来を紐とき、特別にこのリゾートのために制作した白いアイアンワークの4つの連作です。 この地に伝承されるヤマトタケルが大きな白鳥(しろとり)となり飛び立ったという物語から着想し、センターハウスのKITCHEN WINGには白鳥が、まさに今、飛び立った後にひらひらと落ちてきた2枚の大きな羽の作品「序章 –prologue」が設置されました。飛び立った勇猛な白鳥が自由にリゾートの山の中腹レストハウスThe LOOKから、ゴンドラの山頂駅まで飛び回る姿や、時にキャンプサイトのThe BASEに降りてきて、羽を休める姿などが展示されています。

場所:KITCHEN WING、The BASE、The LOOK、ゴンドラ山頂駅
写真:高橋洋平_作品

高橋洋平 Takahashi Youhei

2000年代後半にクラブでのライブペインティングよりキャリアを開始。後に壁画を主な媒体として活動。近年並行して制作するタブローは散歩の中で出会った光景をモチーフに、壁画制作の中で培った配色・構図・筆触を用いて表現する。

作品名:木曾路ノ奥阿弥陀ヶ滝
A Tour of the Waterfalls of the Provinces-Kisoji No Oku Amidagataki

荘厳な阿弥陀ヶ滝を背景に、風に乗って羽ばたく白鳥。地名「白鳥」の由来となった白鳥神社の伝承を参照しながら、実際に現地を訪れて感じた神聖な空気を表現しました。水が力強く流れ落ちる様と、スキーヤーが滑走する斜面を重ねて、自然と人間の繋がりに思いを巡らせてもらえたら嬉しいです。
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場所:KITCHEN WING